甘酒の勧め

最近では新型コロナウィルス感染予防のために発酵食品への注目度が高まってきています。

今回は、日本で昔から愛される“甘酒”の魅力についてご紹介します。

●そもそも甘酒って?

甘酒とは古墳時代から存在したと言われる、日本の伝統的な甘味飲料で、甘酒とひとえに言っても実は原材料や製法によって味わいなども異なるのです。酒粕甘酒はその名の通り、お酒造りの際にでる搾りかすである「酒粕」を原料に水を加え、砂糖などで甘みをつけたもののことを指します。酒粕から作られるため少量ですがアルコール分を含みます。お正月やお祝いごとの際に神社で振舞われているのはこちらが主流です。

一方で、米麴甘酒は麹とお米を発酵させて作られます。市販のものでは砂糖を添加したものもありますが、砂糖を入れなくても自然の甘みがあるのが特徴的。また、アルコール分も含まず、さらにはノンシュガーで作ることができるため小さなお子様や妊娠中の方、お酒の弱い方でも安心して飲むことができます。

●豊富な栄養素「米麴甘酒」

エネルギー源である炭水化物を、麹の働きでブドウ糖にまで分解しているため体内に吸収しやすいこと、そして代謝を促すビタミンB群、筋肉疲労に効果的な必須アミノ酸などをバランスよく、豊富に含んでいます。

●米麴甘酒の効果と働き

①腸内環境を整える…甘酒には食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれているため善玉菌のエサとなり、体内に溜まった老廃物の排出を促し、腸内環境を整えます。また、麹菌が作り出す酵素は30種類以上にもなるため、栄養素の分解を助けることで消化吸収をしやすくなり体への負担を抑えることができます。

②疲労回復に最適…疲労の回復には、糖質、タンパク質、ビタミンB群などをバランスよく摂取する必要があります。その栄養素がバランスよく含まれていることや吸収しやすいことから、疲れの軽減に繋がります。

③美肌、美髪などのアンチエイジング効果…ビタミンB群を豊富に含み血流や代謝を促します。血管の健康や皮膚の状態を整え、血流もよくなることで目元のくまやくすみ、肌荒れの改善に効果的です。

さらに、活性酸素の発生を抑制してくれる働きもありアンチエイジングや生活習慣病予防にも効果が期待できます。

●飲むベストタイミング

飲む目的にもよりますが、空腹の〝朝″飲むのがおすすめです。朝は、「排泄の時間」とも呼ばれますが、消化しやすいかたちの甘酒を飲むことで腸の活動を刺激し、排泄を促す準備が整います。さらに、甘酒と朝食の摂取により体内リズムが整いやすくなるほか、日中の活動に向けて糖質やエネルギーをしっかりと補給することができるのです。

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