ビタミンとビタミン様物質の違い

「コエンザイムQ10」や「キャベジン」などの栄養素を聞いたことがあるのではないでしょうか。最近特に耳にする機会が多くなったように思うますが、いまいちわかっていない人も多いはず。この栄養素はビタミン様物質と言われる栄養素です。この栄養素はビタミンとは別物です。今回はビタミンとビタミン様物質、何がどう違うのかみていきたいと思います。

●ビタミンとは?

糖質、たんぱく質、脂質のようにエネルギー源や体の構成成分にはならないけれど、体の機能を正常に維持するために必要不可欠なものです。

主に代謝を円滑にするための潤滑油のような働きや、血管や粘膜などの健康を保ち新陳代謝を促す働きに関わっています。

例えば…糖質の代謝を助けるビタミンB₁、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB₆など

●ビタミン様物質とは?

体内においてビタミンに似た働きをするが体内で合成されるため欠乏症は起こらない栄養素のことを言います。生命維持のために必要というより、疾病予防や美容、健康維持のための摂取が注目されており医薬品として利用されているものもあります。また、サプリメントとしてもよく目にするかと思います。ただ、サプリメントの場合、医薬品ほどの安全性や有効性が期待できるわけではありません。食事の補助的な役割として利用するようにしましょう。

●ビタミン様物質の種類

〇コエンザイムQ10

・主な働き

酸素、エネルギー供給/抗酸化作用/免疫機能を向上

・含まれる食品

レバー、牛肉、豚肉、かつお、まぐろ、

〇キャベジン(ビタミンU)

・主な働き

消化性潰瘍(胃潰瘍や十二指腸潰瘍)の予防

・含まれる食品

キャベツ、レタス、アスパラガス

〇カルニチン

・主な働き

脂肪酸の代謝補助

・含まれる食品

肉類、魚介類

〇バイオフラボノイド

・主な働き

毛細血管の強化

抗酸化作用

・含まれる食品

かんきつ類、あんず、そば

〇イノシトール

・主な働き

脂肪肝や動脈硬化予防、脱毛予防

・含まれる食品

オレンジ、すいか、メロン、もも

〇リポ酸

・主な働き

肝臓機能の改善、抗酸化作用、解毒作用促進、糖質の代謝

・含まれる食品

レバー、ビール酵母

 何かの症状に対して特定の食べ物で改善や予防ということはないのでバランスよくさまざまな食品をとるようにしましょう。

疾病予防や美容のため、普段の食事でビタミン様物質を意識してみてはいかがでしょうか。

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