納豆の魅力

昨年1月、美食の都フランスのリヨンで開かれた世界最大級の食の見本市で新しく開発された糸引きの少ない納豆が紹介されました。かねてより様々な日本食がブームになっていましたが、納豆だけは独特の粘りと香りから、海外では受け入れられにくい食品でした。
世界の反応はどのようなものだったのでしょうか。今回は、晴れて世界進出を果たした日本の伝統的な発酵食品、“納豆”のお話です。
●日本では頭打ちの納豆市場

近所のスーパーではよく、特価で納豆が3パック50円で売られています。とても安くて家計は助かりますが、この価格では利益が出にくいことも事実。とはいえ日本における納豆の価格競争は激しく、メジャーなブランドの納豆の価格はすでに底値に達しています。また、かつての日本では朝食の定番であった納豆ですが、最近では洋食の朝食を好む方が増えてきており、それに伴って納豆の消費量は落ちているのが現状です。
●世界では日本食ブーム

日本の納豆市場が頭打ちになった一方で、世界は健康食である日本食が大ブーム。そこで納豆業界も世界に目を向け、市場を世界へ拡大する戦略をたてました。しかし納豆を外国人に受け入れてもらうためには、“粘り”をなくす必要がありました。そこで開発されたのが、糸引きの少ない納豆なのです。
●フランスで大成功!

日本では評価の低かった糸引きの少ない納豆でしたが、昨年フランスで開かれた食品見本市では思わぬ好評価を受けました。もともと納豆と同じ発酵食品であるチーズを好んで食べる文化のあるフランスでは納豆独特の香りへの抵抗が少なく、粘り気さえ無くなれば好まれるということがわかったのです。結果5日間で連日2000食のサンプルが完食され、119社の海外企業から商談が持ちかけられるという大成功を収めることができました。
●日本人もマネしたい新しい食べ方

フランス人に好評価だった納豆アレンジは、日本人もぜひ真似したくなってしまうおしゃれな料理でした。納豆をペーストにし、ブラックオリーブやピクルスなどを混ぜてパテにして、パンやクラッカーに合わせたり、バーニャカウダソースにアレンジして野菜スティックにつけて食べるアレンジがオススメ。また、粉末の納豆はきな粉のような感覚で使えるため、アイスクリームやヨーグルトなどのトッピングにおすすめです。このようにアレンジすることにより、納豆はワインによく合うおしゃれなフレンチに早変わりしたそうです。

いかがでしたか。なかなか外国人に受け入れられなかった納豆がついに世界進出を果たしたことで、今後日本の食文化がますます注目されそうですよね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です