栄養満点のカカオのお話

甘くておいしいチョコレートは、年齢に関係なく人気者です。実はその原料であるカカオ豆は栄養満点で、昔は薬として用いられていたほどでした。
今回は、カカオの栄養についてご紹介します。
●カカオ豆の栄養成分

チョコレートの原料であるカカオ豆には、カルシウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛などのミネラルや、豊富な食物繊維、カカオポリフェノールなどが含まれており、まさに総合栄養サプリメント並みの栄養バランスの良さです。カカオ豆の栄養は古くから知られており、昔は薬として利用されていました。19世紀のヨーロッパでは薬剤師の指示のもとで処方されており、おもに滋養強壮・疲労回復・長寿などの効能があるとされていました。
●ダイエット効果

2012年、アメリカの研究で、チョコレートをよく食べるひとほどBMI ( 肥満指数 ) が低いという発表がありました。これはカカオに含まれる代謝アップ効果のある成分“ エピカテキン ”によるものであり、砂糖や乳脂肪分の低いブラックチョコレートの方がより効果が高いとされています。また、脂肪分解酵素の働きを抑える作用もあるため、摂取した脂肪を体に溜め込ませず、体脂肪増加を防ぐ働きがあるそうです。この研究結果は、甘いものがやめられない女性陣には嬉しい報告です。
●カカオ・ポリフェノールのパワー

カカオには緑茶や赤ワインの数倍のポリフェノールが含まれており、高い抗酸化作用をもっています。ガンや動脈硬化の予防などの健康効果だけでなく、ストレスによる胃潰瘍や肌荒れの予防、老化の防止などの美容効果も期待できます。アトピーや花粉症などのアレルギー症状の抑制にも効果があることが実証されてきており、これからますますの研究が期待されています。
●集中力・記憶力アップとリラックス効果

チョコレートの甘い香りが漂ってくると、思わずほっこりと笑顔になってしまいます。実はこれは“ テオブロミン ”という甘い香り成分によるものであり、神経の興奮をおさめてリラックスさせる効果があることがわかっています。また最近の研究では、チョコレートの香りによって集中力や注意力や記憶力がアップするという学習効果も立証されました。
仕事や勉強に疲れたときに食べたくなるのは、このためだったのですね。

ほかにも、虫歯を予防する効果や血圧の上昇を抑える効果など、たくさんの嬉しい効果があることがわかっています。ただし、あまいチョコレートの食べ過ぎは、やっぱり禁物です。もし食べるならば、カカオ成分の含有量が多い、にが〜いチョコレートの方がおすすめですよ。

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