イチジクの魅力

ちょうど今頃の時期に旬を迎えるイチジクは、近年とくに若い女性達の間で人気が高まっています。イチジクは原産地であるヨーロッパから中国を経由して江戸時代に日本へ伝来し、はじめは薬用として栽培されていました。栄養価や薬効が非常に高く、現在でも漢方の生薬として用いられています。そこで今回は、イチジクの魅力を5つご紹介します。
■1: 便秘解消

イチジクには水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれていることから、高い便秘界解消効果が期待できます。水溶性の食物繊維は水に溶けてゼリー状になる性質があり、体内の有害物質や老廃物を吸着して体外に排出してくれます。また便を柔らかくして、出しやすい硬さにしてくれる性質もあります。
■2: ホルモンバランスを整える

イチジクには、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をもつ植物性エストロゲンがたっぷり含まれています。更年期障害や月経トラブルなどを和らげてくれるといわれ、漢方の生薬や薬膳としても用いられています。また、ホルモンバランスの乱れから起こるイライラや憂鬱感などの症状にも効果があるといわれています。
■3: むくみ予防

イチジクには多様なミネラルとビタミンがバランスよく含まれているため、体内の水分量やミネラルバランスを整えてくれる効果が期待できます。とくに体内の余分な塩分を排出してくれる働きをもつカリウムが豊富なので、むくみや高血圧の予防におすすめです。

■4: 貧血予防

現代の多くの女性が貧血、または自分では気付きにくい隠れ貧血だと言われています。貧血の原因は鉄分不足で、めまいや立ちくらみなどの症状の他、冷え性、肌荒れ、イライラ、憂鬱など様々な症状を引き起こす原因となります。残念なことに鉄分は吸収されにくいミネラルですが、ビタミンCを一緒に摂取すると吸収されやすくなるという性質があります。イチジクには鉄分とビタミンCがたっぷり含まれているので、効率よく体に吸収することができます。
■5: 胃もたれや二日酔いの予防

イチジクにはフィシンというたんぱく質分解酵素の一種や、アミラーゼやリパーゼという消化酵素が含まれています。そのため、たんぱく質や糖質や脂質の消化を促進してくれる効果があります。食事のあとのデザートとして胃もたれの予防に、またお酒のおつまみとして二日酔いの予防に役立ちます。
生のイチジクは、未熟なまま食べてしまうとお腹を壊してしまったりすることがあるので、しっかり完熟したものを選んで食べましょう。ヘタまでしっかり赤褐色に色付き、下の方が割れそうなくらい膨らんでいるものがおすすめです。

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