料理初心者のための基本

ひとり暮らしを始めると実家にいるときのように、何も言わなくても自動的にごはんが出てくるということはありません。かといって、外食ばかりしていては食費がかさんでしまいますし、栄養も偏りますので、早いうちに自炊の習慣をつけるのがおすすめです。そこで今回は、初めて自炊をする方に向けて調理の基本をご紹介します。
●野菜の茹で方

水から茹でるのか、お湯から茹でるのかは、野菜によって違います。タマネギ・ニンジン・ダイコン・ゴボウ・ジャガイモなどの根菜類と芋類は水から茹でましょう。一方、ホウレンソウ・コマツナ・キャベツ・ブロッコリー・枝豆などの青菜や豆類は沸騰させたお湯から茹でます。地面の中にできる野菜は水から、地面の上にできる野菜はお湯から、と覚えておくと良いですよ。
●タマネギの切り方

煮る・炒める・蒸す……その他様々な調理方法でおいしくいただくことができ、価格も年間を通して安定しているタマネギは、自炊をする人のつよい味方。料理によって切り方を変えると、よりおいしくいただくことができます。タマネギの繊維は、尖っている部分から根の部分に向かって縦に走っており、その繊維に沿うように縦に切ると、タマネギのシャキシャキ感を料理に活かすことができます。この切り方は、炒め物・煮物・スープにおすすめです。また繊維を断つように切ると、タマネギの柔らかい食感を出すことができます。こちらは、サラダや和え物など、素材の味を楽しむ料理におすすめですよ。
●湯通し

脂が多めのバラ肉や煮付けにする魚は、調理前に湯通しをします。湯通しとは、食材を沸騰させた湯に入れて表面だけ火を通したらすぐに取り出すことです。レシピ本を読むと、「湯通し」という表現以外に「熱湯にさっとくぐらせる」や「霜降りにする」という表現で書かれることもありますね。このように、食材を湯通しすることで、余分な脂を落として臭みをとることができます。それによって料理がおいしく仕上がるだけでなく、気になるカロリーもカットできてしまう、ぜひ覚えておきたい調理の基本です。
●野菜の保存 野菜は収穫後も呼吸と成長を続け、生き続けています。また水分が85〜95%と多く組織も柔らかいため、上手に保存しないとすぐに乾燥し、歯ごたえを失ってしまいます。野菜の保存の基本は、野菜が育った環境に近い状態で保存することです。縦に生えている野菜は立てて保存する、暖かい土地が原産の野菜は常温で保存する、涼しい土地が原産の野菜は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。多くの野菜は冷蔵庫の野菜室で大丈夫ですが、芋類やタマネギは低温の環境は向かないので、冷蔵庫ではなく冷暗所に保存しましょう。
また葉物野菜は乾燥しやすいので、濡らした新聞紙やラップなどに包み、鮮度を保つ工夫をすると良いです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。