鶏肉の部位について

焼鳥、チキンステーキ、筑前煮……。鶏肉を使った料理は色々ありますが、どの部位を買ったらいいのか迷ったことはありませんか。実は鶏肉の部位は皮と内蔵も含めると、17種類もあるのです。そこで今回は鶏肉の「通」に一歩近づくために覚えておきたい、鶏肉の部位をご紹介します!
●セセリ・ササミ

セセリは首・ササミはムネの一部で肋骨に沿っている部分の肉を指します。歯ごたえがあって旨味が強く、一羽につき取れる量が少ない希少部位です。また、ササミは鶏肉の部位の中では最も脂身が少なく、蒸し料理や和え物などに適しています。
●ムネ・モモ

ムネは胸部・モモは太ももの肉を指します。
あっさりいただけるムネ肉は、食感が柔らかく食べやすいのが特徴。油との相性がいいので焼き物・揚げ物に最適なほか、どんな料理でも美味しく食べられます。そして大人気のモモ肉は、やや筋肉質で固めの肉質で、脂身は多め。コクがあって旨味が強く、唐揚げやフライドチキンなどの揚げ物によく使われるほか、煮物にしてもおいしい部位です。
●手羽

手羽とは羽のことで、つけ根に近い方から手羽元・手羽中・手羽先に分類されます。骨付きのまま売られていることが多いので、スープや煮込み料理に使用するとおいしい出汁を取ることができます。手羽元は筋肉質で肉質がしまっていて肉の量が多く、一方の手羽先はゼラチン質と脂肪が多くて肉の量が少ないのが特徴です。フライドチキンなど肉を楽しみたい料理には手羽元を選び、タレや衣と相性のいい皮を楽しみたい料理には手羽先を選ぶなど、料理によって使いわけると良いでしょう。
●内臓

内臓には、サエズリ (食道と気道) ・ハツ (心臓) ・ヤゲン (軟骨) ・レバー (肝臓) ・砂肝 (筋胃) ・ゲンコツ (ヒザの軟骨) ・キンカン (卵) ・ボンジリ (尻尾) などの部位があります。なかでも砂肝・キンカン・ボンジリは牛や豚にはなく鶏だけにある特徴的な部位です。砂肝は食物をすり潰すための胃の筋肉で、コリコリとした歯触りが特徴。内臓の中では味にクセが少なくて食べやすい部位のため、炒め物や唐揚げとしてよく食べられています。キンカンは成長過程の卵で、すき焼きや煮物としていただくのがオススメです。まるで果物のキンカンのような色と形をしていることからこう呼ばれています。また、最近焼き鳥店などで人気の高いボンジリは尻尾の部分の肉のことで、しっかりした筋肉とたっぷりのった脂身が特徴です。
いかがでしたか。鶏肉の各部位を食べ比べて、ぜひ料理ごとに使いわけてみてくださいね。
焼鳥屋さんに行くと、ほかにも様々な部位をいただくことができます。

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