紅茶の雑学【後半】

●紅茶のおいしいいれ方

■ 紅茶は高いところから注ぐ
刑事ドラマ「相棒」の主人公、杉下右京が紅茶を注ぐ際、とても高い位置から注ぐしぐさを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこの注ぎ方こそが紅茶をおいしくいれるポイントなのです。沸騰直前の95℃〜98℃くらいのお湯を、茶葉がジャンプするように勢い良く注ぎ、酸素をたっぷり含ませるのが良いとされています。また、この方法は紅茶の産地マレーシアでも見ることができます。コンデンスミルクを入れた紅茶を高い位置からカップに何度も注ぎ、空気を含ませてまろやかな味に仕上げるのがマレーシア流だそうです。
■ 紅茶をいれる際の適切な温度
紅茶は原則として、沸騰している熱湯でいれてください。発酵が浅い茶葉など、高温で渋みがきつく出る場合はやや低温(80度~90度)でいれた方がよい場合もありますが、ほとんどの紅茶は沸騰した熱湯でいれます。ティーポットを使っていれる場合、茶葉を入れる前にポットを湯通しして温めておかないと、熱湯を注いだ時に温度がかなりさがってしまいます。茶葉が浮いたままずっと沈まない場合は、お湯の温度が低すぎます。はじめは浮いていた茶葉がだんだん沈んでいく程度の温度が、ベストなお湯の温度です。
●世界の紅茶の楽しみかた

暑いインドでは、茶葉・牛乳・砂糖・スパイスを濃く煮出した「チャイ」がよく飲まれています。本場のチャイは甘みが強く、スパイシーな料理に良く合います。寒いロシアでは、熱い紅茶にジャムやウォッカやワインを入れます。
イギリスと同じくらい紅茶を愛飲していて、いつでも紅茶を飲めるように紅茶専用湯沸かし器にお湯を常備しておくそうです。チベットでは、紅茶にヤギやヤクのバターを加えた「バター茶」が飲まれます。バターに含まれる塩分も一役買い、スープのような味わいになるそうです。冬にむけて、ロシアやチベットの楽しみ方を取り入れてみるのもアリですね。


いかがでしたか。紅茶の茶葉には色々な種類があるだけでなく、いれ方や加える調味料を変えることによって、多種多様な味わいを楽しむことができます。
あなただけの紅茶の楽しみ方を見つけてみてはいかがですか。

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