免疫ビタミンLPSについて

急に涼しくなり、風邪の流行り始めるこの季節。毎年のように風邪をひいてしまうという方もいれば、もう何年も病気をしていないという方もいらっしゃることでしょう。
この違いは、どこにあるのでしょうか。今回は、病気に負けない体を作るために摂りたい、免疫ビタミンLPSについてご紹介しますよ。
●免疫のしくみ

私達の体にはあらゆる病から身を守る機能がもともと備わっており、それを自然免疫と呼びます。この自然免疫の主役が免疫細胞であるマクロファージという物質で、菌やウイルスやガン細胞までも異物として検知し、取り除いてくれる作用があります。この自然免疫力が強ければ、どんなに菌が多い環境にさらされても風邪などをひきにくいのですが、免疫力が落ちると病気にかかりやすくなってしまうのです。実は、この免疫力の強さには大きな個人差があり、年齢や生活環境や食生活などによって左右されることがわかっています。
●免疫ビタミンLPS

最近の研究で、LPS (リポポリサッカライド) というビタミンがマクロファージを活性化し、免疫力を高める働きがあることが明らかになりました。LPSは土壌で育つ食べ物の微生物の成分で、普段の食事からも摂取することができます。このLPSをまめに摂取することで、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくい体をつくることができるだけでなく、皮膚から摂取しても効果があることがわかっており、化粧品やクリームへの応用も研究され、アトピーやニキビなどの治療に役立てられています。他にもアルツハイマーの予防やガン予防の効果もわかっており、いま大注目のビタミンです。
●LPSを多く含む食品

LPSは身近な穀物や野菜に含まれていますが、特に多く含む食べ物としてはレンコン・めかぶ・玄米 (ぬかの部分) ・ヒラタケ・岩のりなどがあります。また、LPSは穀物から効率的に摂取できますが、皮の部分に多く含まれているので精製された白米や小麦粉ではあまり期待できません。お米であれば白米より玄米、パンであれば白いパンよりも全粒粉やライ麦パンなどの茶色いパン、うどんよりも十割蕎麦に多く含まれています。さらに、LPSはヨーグルトと一緒に食べると強い相乗効果が生まれます。LPSたっぷりの食事のデザートには、ヨーグルトを選ぶと良いでしょう。

いかがでしたか。これから風邪やインフルエンザが流行する季節がやってきます。
LPSの豊富な食事をこころがけて、さらに気温のさがる冬に備えましょうね。

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