シイタケの雑学

10月15日は「キノコの日」です。これは1995年に日本特用林産振興会によって、シイタケをはじめとするキノコ類の消費PRをすることを目的として制定されました。10月はキノコの消費量が最も伸びる月であり、天然のキノコが旬を迎え、キノコ狩りなどのイベントも多く催されます。そこで今回は、キノコを代表してシイタケについて3つご紹介します。
■ 1: シイタケとは

シイタケとはその名の通りシイの木に生えるキノコですが、他の落葉広葉樹でも栽培することができ、また家庭でも簡単に人工栽培することができます。そのため季節を問わず入手することが可能で、古くから日本の食卓には欠かすことのできない食材として親しまれてきました。とくに干しシイタケは旨味成分が凝縮されており、肉や魚を使えない精進料理の世界ではなくてはならないものです。また最近ではイタリアンやフレンチの世界でも注目されており、中でも原木シイタケはポルチーニ茸にも負けない旨味と香りを持っていると評判です。ちなみに、シイタケは英語・イタリア語・フランス語でも「Shiitake」というそうですよ。
■ 2: 選び方と保存方法

シイタケを買う場合、肉厚で傘が開ききっていないものを選びましょう。傘の内側のヒダが白くて美しいものは新鮮ですが、ヒダが赤くなっているものは鮮度が落ちている証拠です。またシイタケは水分を嫌うので、買ってきたらビニール袋やパックから早めに出してあげましょう。そして新聞紙やキッチンペーパーに包み、軸が上になるようにして冷蔵庫で保存します。食べきれない場合は天日干しにしたり、調理に使う大きさにカットして冷凍保存したりしましょう。嬉しいことに、冷凍保存することで長期保存が可能になるだけでなく、旨味成分や栄養成分が格段にアップするそうですよ。
■ 3: 栄養成分

シイタケには不溶性食物繊維が多く含まれています。この不溶性食物繊維は胃や腸の中で水分を吸って大きく膨らみ、それによって腸の働きを活性化させてくれます。そのため便秘の方にはもちろん、余分な水分を吸収してくれるので、軟便にお悩みの方にもおすすめです。
不溶性食物繊維は身体にたまった有害物質を吸着する性質があり、便と一緒に排出してくれます。また、最新の医療ではシイタケから作られるガンの治療薬が注目されています。
まずレンチナンという成分は、乳がん・胃がん・前立腺がんの治療に用いられ、有効性が期待されています。さらにβーグルカンという成分は、腸の中の免疫細胞を刺激して免疫力を活性化し、ガンに対する抵抗力をアップさせてくれる働きがあります。これらの成分による抗ガン効果は、シイタケを1日2枚食べるだけでも期待できるそうですよ。 いかがでしたか。これからもう少しで気温がさがり、ますますシイタケのおいしい季節です。
頻繁に食卓に取り入れて、シイタケの栄養効果の恩恵をさずかりましょうね。

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