野菜の保存方法【前編】

ついついなんでも冷蔵庫に入れてしまいがちな野菜たち。しかし実は、育った環境に近い環境で保存することが大切だとか。例えば産地が暖かい地方の野菜は低温環境に弱く、冷蔵障害を起こしやすいことから冷蔵庫が向かないこともあるそうです。また、今ではカット野菜がスーパーで手軽に手に入りますが、本来野菜は、刃を入れると腐りやすくなります。そのため、カットした後はラップをしたり、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存するなどの対策が必要です。今日は、よく使う野菜の保存方法を素材ごとにご紹介していきます。まずは野菜の保存方法の基本を押さえていきましょう。
・野菜は収穫する前と近い状態で保存するのが長持ちさせるコツ。特に葉物野菜は、葉先を上にして立てて収納します。
・カットした野菜は、乾燥や酸化を防ぐために、ラップで包んでからジッパーつき保存バッグに入れます。臭い移りを防ぐ効果もあります。また、カットした後は日持ちしないので、なるべく早めに食べてしまいましょう。
それでは、これらを踏まえて各素材別の保存方法を確認していきましょう。

■イモ類
ジャガイモ・里イモなどのイモ類は冷暗所で保存します。日の当たらない涼しいところに段ボールや野菜かごを置いて転がしておくのがベストです。昔は長い船旅の保存食として利用されていたので、転がしておけば驚くほど長持ちします。
■カボチャ
丸ごとの場合は、イモ類と同じく冷暗所で保存します。本来は収穫後、しばらく貯蔵することにより甘みが増す野菜なので、夏に採れるはずのカボチャを冬に食べるのはそのためなのです。カットした場合、腐りやすい種の部分を取り除き、ラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。こちらは痛みが早いので早めに食べましょう。
■ショウガ
冷暗所、または温度が高めの野菜室で保存します。乾燥にも水気にも弱い野菜です。ペーパータオルで表面の水気をよくふき取ってからラップで包み、冷暗所か温度の高めな野菜室で保存しましょう。また、皮をむいたり、切ったりした場合は冷凍してしまうとよいでしょう。千切り・薄切り・すりおろし、どの形でも冷凍できます。1回ずつの小分けにすると便利ですね。
■タマネギ
冷暗所で保存します。湿気がこもると腐りやすくなるので、実は野菜かごやネットなどで吊しておくのが、ベストです。通気性の良い冷暗所で保存すると、わりと長持ちする野菜です。
冷蔵しなくてもよい野菜ですが、夏場や新玉ネギ温度が高めの野菜室へ入れましょう。

次回は、おもに冷蔵保存が必要な野菜をご紹介致します。お楽しみに!

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