ぬか袋活用法

日本で古くから主食として親しまれてきたお米。最近、その“お米”の成分を美容に活用する方法が再び注目を集めているようです。今日は、そのたくさんある活用方法のなかから、“ぬか袋”についてお話します。
●ぬか袋とは?

玄米を精米するときにできる“米ぬか”。日本では昔、この米ぬかを布で包み、入浴や洗顔の際に石けんとして利用されていました。米ぬかには、肌の汚れを落とし、肌をしっとりつややかに保つ作用があるのです。では、その注目の美肌成分をいくつかご紹介していきましょう。
・脂肪酸ナトリウム…脂肪酸ナトリウムは市販の石けんにも含まれる洗浄成分。米ぬかには、この天然の洗浄成分がふくまれています。肌を清潔に洗浄し、余分な角質を優しく洗い流してくれます。
オリザノール…米ぬかの主成分であり、皮膚への保水作用や肌荒れ改善作用などがあり、1987年におこなわれた東北大学薬学部の研究によると、その保水作用は尿素を上回るそう。
・セラミド…肌の表皮細胞を埋める役割をしてくれる脂質成分で、肌のなめらかさを保ち、保湿の役割をしてくれます。
●簡単!ぬか袋の作り方

① 5×10cmのさらし木綿またはダブルガーゼを用意します。
② 袋状に縫う。(ミシンで縫うと簡単に細かく縫うことができますが、手縫いの場合はぬかが漏れないように返し縫いでしっかりと縫ってください。)
③ 袋のなかに新鮮なぬかを入れ、布製のヒモなどでギュッとしばればできあがりです。
●ぬか袋の使い方

水やぬるま湯でしっかり濡らし、肌をなでるように優しく洗い、最後に洗い流します。湯船にうかべたり、お湯のなかにもみだして使用してもOK。
※ 中の米ぬかは、毎回交換してください。 肌に合わない方もいますので、必ずパッチテストを行って異常がない場合にのみ使用してください。
食べて身体のなかから綺麗になれる栄養分も大変豊富な米ぬか。ビタミンB1、B2、B6、ビタミンEなどのビタミン類が豊富なため、ときには白米でなく玄米を炊いていただくのもオススメです。(ただし、おなかが緩い方や貧血気味の方は炊飯器の保温機能で数日間発酵させてからいただいてください。)米ぬか自体はお米屋さんなどで手軽に入手できますが、有機栽培の米ぬかもインターネットを通じて手に入れることができます。また、米ぬか自体は生の食品であり、虫がつきやすく日持ちしないため、新鮮なものを入手したらなるべく早めに使いきりましょう。
また、スーパーなどで漬け物用に売られているものは“煎りぬか”といって加熱してあったり、食塩が含まれている場合もあるため購入の際は注意してくださいね。

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