オリーブオイルの勧め

「オリーブオイルは健康にいい」という話、不思議に思いませんか?油なのになぜ!?その答えは、オリーブオイルの脂肪酸の種類に隠されています。

●不飽和脂肪酸のチカラ

脂肪酸は構造の違いから、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分類できます。脂肪酸はこの分類ごとに特有の働きがあり、中でもオリーブオイルに多く含まれる不飽和脂肪酸は、血中脂質のバランスを整える効果があります。油をとったのに、血中脂質のバランスが整うとはなんて不思議でありがたい効果でしょう。

●オリーブオイルに多いオレイン酸

オリーブオイルの成分の7割は、「オレイン酸」という不飽和脂肪酸です。

オレイン酸は…インスリンの働きをよくして血糖値の上昇を抑え、体脂肪をためにくくします。不飽和脂肪酸の中でも酸化されにくく、LDLコレステロールを減らして動脈硬化を防ぎます。小腸で消化吸収されにくく、大腸に届いて腸管を刺激し、排便を促します。

不飽和脂肪酸はオリーブオイルのオレイン酸のほかに、えごま油やグリーンナッツ油に含まれるα‐リノレン酸や、青魚や魚介類の油に含まれているエイコサペンタエンサン(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などがあり、摂取が推奨されていますね。
これらは必須脂肪酸となっています。

●その他の成分効果

ビタミンでは脂溶性ビタミンのADEKが含まれていて、特にEが豊富に含まれています。その他には、カロテノイドやポリフェノールなど、抗酸化成分が含まれています。これらは、細胞の老化防止に働くことが知られています。

●オリーブオイルを楽しもう

「エキストラバージン」と「ピュアオイル」の違い
「エキストラバージン」は、オリーブを搾ってろ過しただけのバージンオイルで、酸化度が低く、生食に向いています。一方、「ピュアオイル」は、精製したオリーブオイルにバージンオリーブオイルがブレンドされたもので、加熱料理に向いています。

●保存は冷暗所で
オリーブオイルは、光、熱、空気によって酸化が進みます。ふたをしっかり締めて、冷暗所で保管しましょう。透明な容器の場合は、アルミホイルなどで遮光をするとよいでしょう。

●地中海料理を食べよう
オリーブオイルを大量に使う地中海料理は、ユネスコの「無形文化遺産」に登録されています。スペイン、イタリア、ギリシア、モロッコを中心とした料理で、オリーブオイルと少量の肉から油脂をとり、穀類やフルーツ、野菜、適度な肉・魚・乳製品といった食材を使用しています。特にオリーブやトマト、ハーブが4カ国共通の食材です。

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