優秀な果物“バナナ”①

日本各地のスーパーで一年中手軽に買えるようになった「バナナ」。今まで食べたことがない!という方は、珍しいのではないのでしょうか。そのくらい身近なフルーツとなったバナナですが、その万能っぷりをご存じの方は意外と少ないのでは。

今回は、改めてバナナについてご紹介したいと思います。

●バナナの歴史

高温多湿な環境を好むバナナは、マレー半島あたりを起源とし、1万年以上も前から食されていたそうですよ。
突然変異によって種が無くなったバナナが見つかり、栽培が始まったとされています。

紀元前には人の手によってアフリカ大陸に渡り、さらに15世紀頃までには中南米にもたらされたと言われています。

●昔は高級品だった!?

日本にバナナがやってきたのは、明治時代後半のことです。
日本の統治下にあった台湾産のバナナを運んできたのが始まりだそうです。

昭和の初期にはその輸入量も増加し、庶民にも買い求めやすい値段となったため、日本人に広く食べられるフルーツとなりました。

しかし、太平洋戦争が始まり、さまざまな物資の輸入が途絶えると、その後昭和30年代後半にバナナの輸入が自由化されるまで、高級品として扱われることとなってしまいました。

1970年代になり、フィリピン産のバナナがたくさん輸入されるようになったことで、再び庶民に愛されるフルーツとなりました。

●バナナの種類

驚くことに、その種類は300種類ほどもあるのではないかと言われています。

大きく分けて、甘みの強い生食用と、揚げたり、煮たり、焼いたりしてからいただく調理用のバナナがあります。そして、厳密な分類上では、木になる実ではないことから「果実」ではなく「野菜」となるそうです。

日本でよく売られているのは生食用の黄色いバナナですが、世界では調理用に使うバナナがたくさん栽培されており、生産数も、生食用よりも調理用の方がより多く生産されているようです。

生食用で甘みの強いラカタン種はフィリピンで多く栽培されている品種だそう。調理用では、サバ種やクラレ種、ツンドク種といった品種があり、これらを主食としている地域もあるそうです。

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