ランチルームの必要性①

農林水産省や文部科学省、厚生労働省など国の省庁が連携して「食育」を推進しています。
「食育」は全国民が対象となりますが、特に将来を担う子供たちへの取り組みが近年注目されています。特に学校給食の提供に合わせた「食育」は国だけではなく自治体を含めて取り組みが強化されているのです。

●学校における「食育」の目的多様化

学校で提供されている給食は、当初は貧困家庭の子供たちに必要な栄養を摂ってもらうことを目的に開始されました。その後、経済発展により貧困家庭が減少したことを受けて、現在では家庭とは別に子供たちに「食育」を行う場として活用が進んでいます。

脂質の摂りすぎや野菜不足などの栄養の偏り、共働き世帯の増加に伴い朝食を食べない家庭の登場などがその背景にあります。これらにより、肥満/痩身などの問題を抱えた子供たちが増えるなどの問題が発生したことで「食育」への必要性が増しているのです。

また、核家族の比率増加や共働き世帯の増加などにより、家庭で食に関する教育などが十分に行えないケースも増え、それらを補完する形で教える「食育」も近年増えていますね。

さらに、自治体などで地域活性化を目指した取り組みを推進しているケースもあります。地元特産物を用いた給食の提供や生産者を招くことにより地元のことを子供たちに知ってもらう場を作るような取り組みです。

このように、昔の栄養不足を補うという給食が持つ役割は、子供たち個々が抱える問題の解決や家庭で教育しきれない食事周辺の取り組みにまで広がっています。

●ランチルームを活用した「食育」

通常、給食はそれぞれの教室で食べることが一般的となっていますが、ランチルームを設置している学校も数多く見られます。設置数の関係から特定のイベント開催などに限定して活用している学校も多いですが、「食育」のための場として活用が進んできています。

ランチルームは学校の設備環境によってさまざまな形態になっていますが、概ね以下のような特徴を備えているランチルームが多いようです。

1.調理室が見える

2.交流がしやすい席配置

3.イベントスペースがある

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