ランチルームの必要性③

●「食育」を通して

学校内だけの交流ではなく、親や地域住民などを招いたイベントなども「食育」の一環として行われています。親と一緒に給食を食べて栄養指導などを行うことで家庭の食事を見直してもらうきっかけを作ることができるかもしれません。

地域住民との交流では昔の食事に関する話を聞いたり、農家や漁師の人などから給食で使われている食材に関する話を聞いたり、子供たちの食に対する知見を増やしています。食事マナーを指導する外部講師を招いて子供たちにマナー教育を行うといったイベントを開催している学校も見られます。

このように、食に対して多様な情報や関連する人と交流する機会を持つことで子供たちに食事への興味を持ってもらう取り組みが進んできました。

それに加えて、自治体などが地元の活性化につなげるために「食育」に合わせて地域文化に触れる機会を設けるといった動きも出ています。給食を食べながら地域民謡の鑑賞や地域伝承/童謡などの朗読会を開くといった取り組みです。給食の場を通して地域文化に興味を持ってもらうことで、地元に根ざした生活を子供たちに将来行ってもらう布石になると考えられているようですね。

「食育」は子供たちにとって食事に興味を持ってもらい、食に関連するさまざまな問題に対する必要な知見を提供するものです。そして、同時に食事の場を通して多くの人と交流をすることで普段では得られない経験をする時間にまで広がっています。自分たちの学校にとってどのような「食育」が必要なのか、地域全体で学校における「食育」を通して何を実現したいのかを考える必要が出てきている証なのかもしれませんね。


●まとめ

「食育」は子供たちにとって食事への興味を持つことだけではなく、さまざまな経験や知見を得られる時間になってきています。そのため、給食を提供する栄養士や調理師の方々だけではなく、教師や親、地域住民など多くの人たちが当事者として関わってくる必要が出てきているのです。

学校や子供たち個別の状況によって求められている「食育」の内容に違いが出ている中で、「食育」の内容やそれに合わせたランチルームの作り方などを検討してみてはいかがでしょうか。

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