高齢者の水分補給①

秋の気配がいっそう濃くなってきましたね。
秋風もひんやりと、8月の猛暑がうそのように感じます。

気温が高く発汗も多かった夏には、小まめに水分補給をしていても、少し涼しくなると
水分摂取量が減ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自覚する汗の量は減っても、尿や便、自身で気が付かない程度の汗等でも身体の水分は
失われているんです。

今回は、敬老の日にちなんで、高齢者の水分補給について、ご紹介いたします。

人は生まれた時が一番体重における水分比率が高く、年を重ねるごとに少しずつ減少
していきます。
通常、体重の約1%の水分が失われると、喉の渇き等の不快感を抱きますが、高齢者は機能の低下により、喉の渇きを感じにくいため、水分摂取量が不十分になりやすくなります。水分不足になると身体がだるくなったり、便秘になりやすかったり、不調により転倒しやすくなるだけでなく、熱中症や心筋梗塞、脳梗塞などの、命に係わる重大な疾患を招く恐れがあります。そのため高齢者は、“喉が乾いたら飲む”では遅い場合が多く、より意識的に水分補給をして、不足させない工夫をする必要があります。

成人の一日の水分摂取量の適量は2?程度と言われておりますが、食事から摂取する量を
除くと、一日約1.2?程度必要と言われています。

ご自身で水分を摂ることの大切さを認識し、意識的に摂取していくことが大切ですが、
周りの方々のサポートがあるとより安心ですよ。

・1時間に1度は声掛けをする
・香りの良いお茶を入れてあげる 

など、いくつか選択肢を用意したり、

・すぐに飲むことができるように水筒などに入れて手元に置いておけるように準備する

ことも大切です。

また、一度たくさん飲むと、吸収されずにすぐに尿として排泄されてしまうので、
コップ1杯(100~200ml)程度ずつ小分けに飲むのが効果的です。

そうは言ってもなかなかこまめに摂取しにくいという声もよく聞きます。
そのような時は食事の中で少しずつ増やしていくことをおすすめします。

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