高齢者の水分補給②

パンよりはご飯、ご飯よりも野菜や豆腐の方が水分を多く含みます。
パンだけ、ごはんだけ、でお腹を満たしてしまうよりも、野菜や豆腐など水分の多い
食材を組み合わせると、水分だけでなく、必要な栄養素も摂ることができるのです。

例えばおやつでは、ようかんを水ようかんに、まんじゅうをぜんざいにすると水分が
増えます。果物やゼリー、葛湯(くずゆ)もおすすめですよ。

葛は天然のとろみがあり、嚥下もしやすく、漢方にも使われる食材です。
通常、葛粉を水で溶いて砂糖を加え、鍋で緩やかに加熱しながら透明になるまで混ぜながら作ります。鍋を使わず、お湯や電子レンジを利用し茶碗やカップで直接作ることもできます。おろし生姜を混ぜたり、抹茶を混ぜたり、果汁やコーヒー、牛乳や豆乳を混ぜて作ると、味に変化が出て、楽しみも増しますよね。


葛がなければ、片栗粉で代用もできます。

定番の卵料理では、目玉焼きやいり卵より、だし巻き卵にして水分を足して作ると、しっとりして食べやすくなります。さらにその水分も、だし汁だけでなく、牛乳にするとカルシウムやビタミンも摂取できるのでおすすめです。

卵にヨーグルトを混ぜて炒めると、ふわふわでしっとりした美味しい仕上がりになります。

また、もずくやめかぶなどの海藻類も、水分を多く含みます。そこに、オクラやきゅうりやトマトなどの野菜を入れたり、大根おろしを混ぜると、野菜の栄養素も併せて摂ることができます。

身体の状態に合わせて、塩分や糖分の量、固さやとろみ具合などの食べやすさを調整しながら、食事や間食からの水分補給を心がけてみましょう。

腎疾患や心疾患など、疾患によっては、水分制限が必要な場合もありますので、医師に確認してから、お身体に合った適切な水分補給をしてください。

水分補給は健康維持のために欠かせませんので。
水分補給をつい忘れがちになるこの季節も、意識して十分に水分をとって、毎日を元気に過ごしましょうね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です